こんにちは、フードライターの松田美咲です。食という豊かな世界を皆様と一緒に楽しむ、そんな時間が私の喜びです。
今日は読者の皆様から寄せられた質問を一つ取り上げたいと思います。それは「寺泊カニの旬はいつですか？」というもの。寺泊カニは新潟県の寺泊漁港で獲れるブランドカニで、その独特な甘みとコクが人気です。
では、その旬はいつなのでしょう？
寺泊カニの旬について
寺泊カニの旬は特定の月とは言えません。その理由は、寺泊カニがほとんど全年を通じて獲れるため。寺泊カニの水揚げは3月から12月までとなっており、1月と2月を除くほぼ1年中、その美味しさを楽しむことができます。
しかし、寺泊カニが最も美味しいとされるのは、秋から冬にかけて。特に10月から12月はカニが一番美味しい季節とされています。冬の寒さが深まるにつれ、カニが身をつけて甘みが強くなるため、この時期の寺泊カニは格別です。
また、カニは甲羅が硬いため、新鮮さが長持ちします。それゆえ寺泊カニは、購入してから数日間は新鮮さを保つことができます。
カニの楽しみ方
寺泊カニは、そのまま蒸して食べるのが最もシンプルで美味しい食べ方です。しかし、寺泊カニの旬である秋から冬は、鍋料理に使うのもおすすめです。身がぎっしり詰まった寺泊カニを活かすために、カニ鍋などでゆっくりと味わうのが良いでしょう。
また、寺泊カニは新潟県ならではの特産品。これを機に新潟県の食文化や観光地を訪れるのも楽しいかもしれません。
寺泊カニのような食材が、私たちに季節感を楽しむ機会を与えてくれます。その季節感を味わいながら、食を通じて人生を豊かにする。そのために私たちが食に向き合うことが大切でしょう。
次回も、食の探求を一緒に楽しみましょう。松田美咲でした。
