こんにちは、フードライターの松田美咲です。
今日はあなたが冬の食卓で楽しむカニについての豆知識をお届けします。
ズワイガニについて、あなたはどのくらい知っていますか?
そのオスは、特別な名前で呼ばれています。答えを知っている方もいるかもしれませんが、それは「オスガニ」または「水ガニ」です。
しかし、これらの名前は同じズワイガニのオスを指すにもかかわらず、値段には大きな違いがあるんです。
オスガニはメスと違って数が安定しているため、その分値段も下がります。
まず、「ズワイガニ」について少しご説明します。
ズワイガニは、寒い海域に生息するカニで、日本では特に冬の味覚として親しまれています。
その美味しさは、甘みがあり、プリッとした身の食感が特徴で、寒い季節の食卓を満たしてくれます。
では、「オスガニ」と「水ガニ」の違いは何でしょうか?
この2つの名前は、同じズワイガニのオスを指す言葉ですが、その価格には大きな差があります。
「オスガニ」と呼ばれるものは、一般的に値段が高く、特別な日やお祝い事に食卓にのぼります。
一方、「水ガニ」は比較的安価で、カジュアルに食べることができるカニです。
しかし、同じ甲羅の大きさでも価格が変わる理由は何でしょうか?
それはズワイガニのオスが甲羅を変える時期、つまり脱皮した直後のカニが「水ガニ」と呼ばれ、その身は水分が多く柔らかいために価格が低くなるのです。
一方、「オスガニ」は脱皮から時間が経過し、身がしっかりと詰まった状態のカニを指します。
どちらにしてもズワイガニのオスは格別の美味しさがあります。
価格により選ぶも良し、特別な日に贅沢をするも良し、あなたの食卓を彩るズワイガニを選んでみてはいかがでしょうか?
美食の秋冬がもっと楽しくなるような、そんな食の知識をこれからもお届けしていきます。
次回もお楽しみに。