紅ズワイガニとズワイガニ、どちらが高級でしょうか?
こんにちは、フードライターの松田美咲です。
今日は私たちの食卓を彩る冬の風物詩、ズワイガニと紅ズワイガニについて話しましょう。
両者の見た目はよく似ていますが、価格には大きな違いがあります。
そこで、紅ズワイガニとズワイガニ、どちらが高価なのでしょうか?
まず、ズワイガニと紅ズワイガニの違いについて説明しましょう。
ズワイガニと紅ズワイガニは、日本近海で獲れる2種類のカニのことを指します。
ズワイガニは、足が長くてモデル体型のようなカニで、甘みが強いことで知られています。
一方、紅ズワイガニは、体が大きく肉厚で、食感がジューシーでコクがあります。
では、紅ズワイガニとズワイガニ、どちらが高価なのでしょうか?
ズワイガニが高級種とされ価格も高いです。
日本農林水産省の「産地水産物流通調査」(2021年)によれば、ズワイガニの卸売価格は1キログラムあたり6360円。
対して、紅ズワイガニは1キログラムあたり474円と、ズワイガニの約13倍の価格差があります。
もちろん、価格だけで美味しさを判断するわけではありません。
紅ズワイガニのほうが価格は手頃ですが、その味わいはズワイガニに引けを取らないと思います。
それでは、今回はこの辺で。
次回は、これらの蟹をどのように調理すれば最も美味しくいただけるのか、私のおすすめレシピを紹介しますので、お楽しみに!
【参考資料】
日本農林水産省「産地水産物流通調査 2021年」