こんにちは、フードライター兼ウェブ編集者の松田美咲です。今日は、寒い季節にぴったりな食材、カニについて語りたいと思います。
カニは、日本の食卓を彩る冬の味覚の一つ。特に、新鮮なカニの甘さと旨味は、季節の変わり目に体を温め、心を満たす至福の一品と言えるでしょう。そんなカニにまつわるいくつかの知識と、美味しい食べ方をご紹介します。
カニの食べ方は種類と状態でさまざま
質問として寄せられた「カニは生で食べられますか？」に答えると、カニはその種類と状態により、生でも調理を施した状態でも食べることが可能です。
一般的に、カニは「活がに」、「生がに」、「茹でがに」の3つの状態で販売されています。「活がに」は生きた状態のカニで、新鮮なうちに甲羅から身を取り出し、薄切りにして刺身や寿司のネタとして楽しむことができます。また、「生がに」は活がにを一度冷凍したもので、こちらも生で食べられますが、火を通す料理法、例えば鍋やしゃぶしゃぶが一般的です。
そして、「茹でがに」は、生がにを茹でたもの。そのままでも十分に美味しいですし、さらに深みを出すために焼いてもよいでしょう。また、身を取り出してサラダやパスタなどの具材として用いるのもおすすめです。
カニの選び方
カニを選ぶ際には、まず甲羅が硬く、重みを感じるものを選びましょう。また、カニの脚がきれいに閉じていて、濃い色をしているものが新鮮で美味しいと言われています。
そして、もちろんカニの種類によっても味は変わります。タラバガニやズワイガニなど、食べたい部位や食べたい味によって種類を選んでみるのも一つです。
皆さまも、冬の食卓をカニで彩ってみてはいかがでしょうか？食は人生を豊かにする、私のモットーを胸に、日々の食事に新たな発見と喜びをもたらしていただければ幸いです。
